
index
- 供花コトはじめ
- 供花(くげ・きょうか)正しい読み方
- 要注意!?供花発注3つのルール
- 供花を葬儀会場へ持ち込む際のハードルが高い
- 供花の注文の際は、SDGsの配慮が必要
- SDGs課題、供花で考える2つの持続可能性
- 混乱?!供花の最適価格
- 記事のおわりに
供花コトはじめ
葬儀を飾る花、供花は大切な人の最後のお別れの場にふさわしいものを選びたいと思うのは当然ですよね。
しかし、この供花には業界ならではの特殊なルールがいっぱいあります。
ECが発達した現在においても実は気軽に発注できない商品になっています。
本記事では、供花のルールについてご紹介します。選ぶ際には、大切な人にふさわしいものを選びたい一方で、ルールや環境にも配慮が必要だと理解しておく必要があります。
供花(くげ・きょうか)正しい読み方
さて、供花を正しく理解するために供花の読み方をおさらいします。
多くのサイトでは、供花(くげ/きょうか)どちらでも良いという曖昧な表現になっています。
ですが、供物(くもつ)、供養(くよう)のように供を「く」と読むのが葬儀用語としては正規表現ですので、下記のサイトにあるように供花はくげと読むのが正しいと言えます。
供花 (くげ)
仏あるいは死者に供える花のこと。供華とも書き、「くうげ」ともいう。仏教は発生当初から花と深くかかわっていて、教典にもその功徳が説かれ、花は仏の供養の第一とされた。
コトバンク https://kotobank.jp/word/供花-477803 引用
インターネットで供花のご注文の際は、「くげ」で検索をすると良いでしょう。
ただし、葬儀業界用語として供花を「きょうか」と読む場合が多いのでお電話での注文などの際は「きょうか」とお伝えするほうが伝わりやすいようです。
要注意!?供花発注3つのルール
供花ルール1:供花の持ち込み手数料
供花を葬儀会場へ持ち込む場合には持ち込み手数料が発生する場合がございます。供花を発注する際は商品代金に持ち込み手数料が含まれているのか?を確認する必要があるでしょう。
供花ルール2:供花に関するローカルルール
供花は日本全国同じ形状ではありません、地域毎のルールがあります。サイズであったり花の種類であったり、ECサイトで供花を発注する際は経験値の高い花屋であるかしっかり確認をしましょう。
供花ルール3:注文はFAXが基本!
葬儀・花屋ではFAXでしか受け付けていないところもあり、対応に差があります。 ECサイトの場合は代理店が多いので質のいいものをお送りする場合は、葬儀社へ相談した上で、葬儀場近くの花屋へ連絡するのが良いでしょう。
ルールまとめ
葬儀の供花は、通常の花屋さんで購入する商品とは違い、特殊な商品に分類されます。そのため、ルールが複雑になっているのです。例えば、持ち込み手数料を取るか取らないかは葬儀式場によって異なります。FAXでの受注を取るか取らないかも店舗に依存します。対応に差があるのは、業界の慣習が定まっていないためで、地域性も影響しています。
供花を葬儀会場へ持ち込む際のハードルが高い
注文のハードルを超えて次にやってくるのは、供花持ち込む際のハードルです。大切な人のお別れの場にふさわしい華やかな花々を!と思っているのに葬儀場毎に搬入ルールがあるので気軽に持ち込めない場合がございます。
また、持ち込める場合にも葬儀場へ支払う持ち込み手数料も発生する場合がございます。
なお、葬儀場で飾る花は通常とは比べ物にならないほど大きい物が多く使われます。そのため、運び込みには人手が必要になるため、大変な作業になっています。
供花のご注文の際は、SDGsの配慮が必要
SDGsの観点からも考慮する必要があります。実は使われる菊は開花させるためには暖房や光が必要で、大量のエネルギーを消費します。
詳しくは後半で説明しますが、人の手による配送も二重になるためエネルギー消費は倍になります。 結果大量のエネルギーを消費しますので、作る責任、雇用に関する視点からも配慮が必要でしょう。
環境に配慮した葬儀を行うためには、供花の選択も含めて環境にやさしいものを選ぶ必要があります。例えば、季節の花を選ぶことで、暖房を使用しないで済むようにすることができます。また、生花にこだわらずに人工花を使用することで、エネルギー消費を抑えることができるのではないでしょうか?
SDGs課題、供花で考える2つの持続可能性
1 : 配送に伴うエネルギー消費
お葬儀の前日に搬入し、設置した供花を回収・返却するために花屋が配送に当たるため、配送回数が2倍となり人件費、ガソリン代が倍必要となります。
2 : 供花を作るのは過酷?人件費の問題点
供花は葬儀社でも販売される前提がある商品なので、販売価格が固定される傾向にあります。そのため、しばしば人件費がかかりすぎる場合がございます。
仮の試算ではございますが内訳に関する詳細をまとめました。
■運搬コスト(お届けと回収) : 車1台 ガソリン代/メンテナンス費用 1,000円
■人件費(お届けと回収で3時間) : 平均時給1,145円として2,290円
■制作人件費(制作に1時間): 平均時給1,145円として1,145円
■花代金 : 下記引用ベースに30%と仮定して、4,500円
https://www.presight.co.jp/lp/detail/mkt055-cost-rate-of-flower.php 引用答えは平均3~4割です! つまり300円の切り花の原価は90円から120円くらい。 お花が1本売れると180円~210円の儲けになるわけです。
混乱?!供花の最適価格
ここまで読んでいただいた方には、供花発注に関するいろいろな問題点が見えてきたかと思います、最後に一番大きな落とし穴である価格についての独自表現を説明いたします。供花の平均価格は15,000円(税別)なのですが、実は供花は祭壇脇に飾る際左右対称(一対)で綺麗に飾るのが基本ルールです。
つまり、供花発注の際は30,000円(税別)が最低価格となります。
手数料も発生したり、ルールでは左右対称で注文が必要など混乱を招く供花ですよね。
記事のおわりに
以上の文章からお分かりの通り、葬儀の供花を選ぶ際には様々な点を考慮する必要があります。大切な人の最後のお別れの場にふさわしいものを選びたい一方で、ルールや環境にも配慮が求められる商品であることを理解しておく必要があります。
大切な人の最後を飾る花ではありますが、供花の発注方法は一般消費者にはわかりにくく、内訳(送料・人件費・花代・持ち込み手数料・オペレーション代金など)も複雑で理解しづらいのが実情です。


